Levavi oculos meos
今日はCommunion AnthemにHerbert Howells «Levavi oculos meos» を歌いました。
詩編121編です。
目を上げて、私は山々を仰ぐ。
私の助けはどこから来るのか。
虚しさとも喜びとも、何とも名づけられないそのあわいにある魂の遠望。
それがシチリアーノのスタイルで書かれている、というのもまた良いです。
こういう箇所をpiacevoleとか書くあたりも良いです。
ここ、愉快でも何でもないですよ。でも、もう一度「Levavi... (目を)上げて」と歌い出すとき、それはもはや神を知る前ではいられないんだな。その目は、一度確かに会ったものをもう一度見ようとする目になる。見た確信までは持てないかもしれないけれど、だからこそ、見ようと目を上げる。そのような揺らぎや希望も含まれているように思いました。
Howellsはオルガンが“歌の伴奏”の域を超えて難しいことが多く、この曲も然りなのですが、喜んで引き受けてくださるオルガニストのYukaさんにいつも感謝です。


