Au matin - Les angélus

 


7月6日のCommunion Anthemでは、L.Vierne“Les angélus (アンジェラスの鐘)”から1曲目“Au matin (朝に)”を歌いました。朝に“朝に”を歌えて嬉しかった!空気が音楽にピッタリでした。




Au matin

      par Jean LE POVRE MOYNE


Sur ma ville endormie a sonné l'Angélus

L'Angélus des clochers en hommage à Marie:

Vois comme fuit la nuit et comme le salut 

De l'Archange est joyeux sur ma ville endormie.


Comme faon de la biche au revers des côteaux

Va bondir le soleil ! La maison pauvre ou riche,

Les arbres, les jardins seront dorés tantôt

Et joueront les enfants comme faon de la biche.


Une journée apporte du bonheur

Ou du tourment au coeur ! Seigneur, je vous adore

Dans la sublimité des premières lueurs 

Du jour et vous bénis une journée encore.



朝に


眠れるわたしたちの街にアンジェラスの鐘が鳴った

鐘楼のアンジェラスの祈りが聖母マリアに捧げられる

見よ 夜は去り 大天使の挨拶がどれほど喜ばしいことか

この眠れるわたしたちの街に


牝鹿の子が丘の斜面を駆けるように

太陽が跳ね上がるだろう!貧しき家も 富める家も

木々も 庭々も 間もなく金色に輝き

子どもたちは牝鹿の子のように遊ぶだろう


一日は 心に幸せをもたらすか

あるいは苦悩をもたらすか!救い主よ

わたしはあなたを仰ぎ見ます

夜明けの崇高な光のなかで

新たな日を与えられたことを讃えます




聖オルバン教会のオルガンメディテーションでは、この曲と3曲目の“Au soir (夕に)”を歌いました。

いずれの曲も、大らかで清らかな風・大気が流れるような、地上を覆いつくす創造主の善性がオルガンの音色によって現れ、その息吹に乗るように人間の祈りが歌われます。

オルバン教会のオルガンで歌えたことは、私にとって大変大きな発見であり、満たされた経験でした。オルガンの音色が歌と非常によくマッチし、「大きなオルガンでなければこの曲はできない」と思っていた私の固定観念が覆され、パイプオルガンの音はレジストレーション次第で、如何様にも広がってゆくことができると思い知りました。息の通る楽器は人間の息を通してくれるものだと実感しました。

これからも挑戦していきたいと思います。「この曲はこのオルガンでは歌えない」「この曲は女声には無理だ」...そう思われてきた/思っていたものを打破したい。無理矢理でなく、何より作品が、そして楽器と歌い手である私自身がその特性を活かせる方法を模索しながら、新しい音楽を見つけていきたいです。

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