昇天日。からあげたつたあげ。

 今日は昇天日だ。私は結構、この日が好き。十日後に迎えるペンテコステ(聖霊降臨)の予感がするから。鳥の歌、蝶の踊り、緑の盛り、聖霊の予感がそこここに、すでに香り立っているから。

誕生→受難→復活がイエス=キリストの地上におけるサイクルであるなら、復活→昇天→聖霊降臨は、キリストがそのみ業を完成させるための、新しい歓喜のサイクルだと、私は思う。ゆえに、昇天祭と呼ぶことを、より私は好む。この聖なる霊の熱気が、魂の祭りでなくて何なのだろう。


所用があり、人形町へ。「鳥割烹  大金」にて昼食。唐揚げと竜田揚げライス。

唐揚げと竜田揚げの違いは、「大金」メニューの記載によれば、唐揚げは下味のついた腿肉に片栗粉をまぶして揚げたもの、竜田揚げは卵をくぐらせて旨味を閉じこめたものだという。いずれも衣がパリッとして、旨味をたっぷりと含んだ鶏の油が、白ごはんに合う。美味しかった。

今日、キリストは天へ昇られた。しかし肉と米を胃袋に詰めた私の肉体はますます重く、地上にへばりつく。私の内側には泥状の血が流れる、私は生ける肉団子。しかし魂の高揚はもたらされた。“揚げ”ものだし...。

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